快適な視野を保つ

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最適な治療をしよう

人間の目のピント合わせは、加齢により、徐々に調節が困難になっていきます。それは、いわゆる老眼で、水晶体が硬くなり弾力性が弱まることが原因ですが、対策としては老眼鏡の使用が一般的です。最近では遠近両用のコンタクトレンズも一般的になってきました。予防として大切なのは目を疲れさせないことです。近くをみる作業や細かい作業を長時間継続すると眼精疲労の状態になり、さらに症状が進んでしまいます。加齢による視力低下を防ぐには、時々遠くを見たり、目薬を使用したりして目を休めることが必要です。近年は老眼の治療法も発達し、自分自身の症状を熟慮した上で、最適な治療法を選択できるようになってきました。主な治療法はレーシック手術と眼内レンズです。モノビジョンレーシックは、一方の眼は遠くを、もう一方は近くが見やすくなるよう、両眼の視力に差をつけて仕上げるものです。これにより近くも遠くも良く見えるよう症状が改善されます。ただし、最初は見え方の違いに違和感を覚えることも少なくありません。しかし、時間の経過と共に脳がその状況に慣れ、左右の見え方の差を自然に一つの映像として認識できるようになるので心配はいりません。もうひとつは、多焦点眼内レンズといわれるものを手術により眼に挿入する治療法です。この眼内レンズは、光の屈折により遠くと近く、または遠くと中間距離と近くに焦点が合うように作られています。近視と遠視、乱視と老眼、どれもが同時に矯正できる画期的なレンズで、長期の使用にも耐えるため交換やメンテナンスもいりません。手術は片眼30分程で、1週間ほどあけて片方ずつ行います。治療方法は患者の年齢や症状、ライフスタイルによって適切に選ぶ必要があります。眼科専門医の診断を受け、よく相談の上、最適なものを選択しましょう。

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